最近のトレンドとして、
・話数が多いと見られない
・動画1本で売る
こういった施策があるが、結論ケースバイケースだと考えている。
理由は「ターゲット属性によって正解は変わる」から。
Twitterのビジネス系発信者は情報ビジネスでも最先端。
だから、毎回同じように5話で売ったり、個別相談に誘導していれば見慣れてしまう。
当たり前の話だ。
一方で、5話構成だと売れないのか?というとそんなことはない。
例えば、私が知る案件で「非稼ぐ系で5話構成で月2000万」売れているところもある。
先日、友人のマーケターから聞いた案件も4話構成の昔ながらのローンチで●十億売れていた。
他にも、今や「ステップメールとセールスレターだけでは売れない。LINEと動画は必要でしょ」と思う人が大半のはず。
でも、建築などアナログな業界ではメールとレターだけで売れていたり、なんならPPCにレター風の長文LPが出ていたりもする。
このやり方は、10年以上前からある。
それでも、いまだに採算が合っているわけだ。
さすがに私も動画を使った方が売れるとは思っているが、結局作り手のマーケターが労力をどこまで割くかの問題で、
労力に対してのリターンがそこそこ見込めるなら、レターオンリーでもOKと考えている。
私自身、
・教育動画なし
・長文LPからLINE登録
・直接個別相談に持ち込むスキーム
これでRoas600%近く出ていた。
今は450%くらいまで落ちているが、それでも十分すぎる。
作ったのは長文LPのみ。
デザインもブログテンプレを使っており、3日で完成。
作り込めばもっと売れるかもしれないが、労力を割くほどでもないと思っているので、このまま放置している。
「あなたのターゲットはどこまでローンチに慣れているのか」
これは一つ重要な視点だ。
ビジネス系は最先端、なので競合のレベルも高く、より工夫が必要。
なので、あの手この手で違う見せ方をする。
※といってもコンセプトと実績さえ優れていれば完全にカバーすることはできるが、一旦それは置いておく。
もちろん、世界中でYoutubeやTiktokが流行ったことで、タイムシェアの奪い合いが起きており、刺激を求める人が増えたのは事実。
それでも、LPの段階である程度興味がある層を集めているわけだから、興味づけをしっかりすればそれなりに見てもらえる。
5話構成でも個別相談やウェビナー、説明会に誘導する案件は未だに十分採算が合う。
ローンチを全く知らない層、見たこともない層に仕掛ければ、全てが新鮮だからだ。
最後に重要な考え方だが、
「一見、無駄を省いたからといって利益が伸びるわけではない」
これを覚えてほしい。
例えば、4話構成で2話の視聴率が低いからカットしてみる。
レターをヒートマップで見て読まれていない箇所をガッツリカットする。
これはよくやりがちだが、必ずしもそれで利益が伸びるわけではない。
カットしたことで、
・これまでその部分を見て購入してくれていた層が減る
・次は今まで見られていた他の部分が見られなくなる
こういった問題も起きたりする。
私は一般的に読まれないとされている長文レターを未だ多用しており、理由はその方が儲かっているから。
類似案件を複数同時に走らせてテストしたが、1つは短文の今風レター、もう1つは長文の古臭いTHE情報系のレター。
これで年間1億くらい売り上げの差があった。
だから、自分でテストして正解を見つけ出すことが重要。
まとめると、
・ファネル数の正解はターゲットによって変わる
・5話構成で売れている案件もある
・ステップメールとレターだけで売れる案件もある
・長文LPから直接個別相談でも売れる
・ビジネス系は最先端で競合も強い
・ターゲットがローンチに慣れているか考える
・ローンチを知らない層相手なら新鮮に映る
・無駄を省く=利益につながるではない
・正解は自分でテストして見つける
参考になったらぜひ感想を送ってほしい。